ミケランジェリの皇帝

前に書いたことの延長で、まだ ベートーヴェン 皇帝 話 
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリの ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番“皇帝”の録音は、『はまぞう』で調べると、

まず、ジュリーニとの演奏があげられますが(1979年)、

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第5番

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第5番

珍しいマルティノンとの共演盤(1970年)。

ベートーヴェン:1ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」2ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調Op.7

ベートーヴェン:1ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」2ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調Op.7

指揮者との相性という意味からはチェリビダッケとのもののほうが、評判が高いですが、(1974年10月16日のLIVE)

Piano Concerto 5 / Piano Concerto in D Major

Piano Concerto 5 / Piano Concerto in D Major

このCDは以前MEMORIESから出ていた、ME-1018/9と同じもののようです。

MEMORIESレーベルにはもう1種の共演盤が
あります。ME-1039/40の演奏ですが、これは以前CD-Rでも出ていたもので、1969年の演奏です。



他にはヴァチカンでのコンサート(1960年4月28日のLIVE)。

Michelangeli:Vatican Recording

Michelangeli:Vatican Recording

こちらは同じ指揮者で1960年5月14日の演奏。これは未聴。

Beethoven: Pno Cto No 5 / Haydn: Pno Cto No 11

Beethoven: Pno Cto No 5 / Haydn: Pno Cto No 11

チェコでの録音で、スメターチェクとの共演盤

Beethoven: Piano Conc 5/Sym 4

Beethoven: Piano Conc 5/Sym 4

この演奏は1957年の録音ですから37歳のときのもの。1楽章の時間は19分21秒。1楽章の時間ではホロヴィッツの演奏が19分06秒です。ミケランジェリの演奏はスピードの振幅も大きいので、速いところはホロヴィッツ以上かもしれません。
(全然関係ないですが、グールドのアンチェル盤は19分04秒、意外にもグールドは早かった(^^♪)


ミケランジェリのディスコグラフィーがあるサイトを見ると、他にも
・1947年のトリノ放送交響楽団 指揮:マリオ・ロッシ
・1966年のニューヨークフィル 指揮:スタインバーグ
・1982年のロンドン交響楽団 指揮:チェリビダッケのものがあるようですが、入手困難で未聴です。

私のお気に入りは、チェリビダッケとの共演の2つと、スメターチェクとの共演の1957年盤です。