バックハウス大全集を借りて返しました。

バックハウス大全集


 先日、図書館から「バックハウス大全集」を借りてもう返してしまいました。
 とりあえず取り込みはしましたが、CD30枚組ですから、まだほとんど聞いていません。出勤時にとりあえず『皇帝』の協奏曲のステレオ盤をiPODに入れて聞きました。
 
 ライブ盤を聞いたりしていましたが正規盤はなかなか聞く機会がなかったので、初めてです。なんでこんな名盤がはじめてなんだって自分でも思いますが、今まで縁がなかったですね。バックハウス盤は、ステレオの方はなかなか廉価盤にならないし全集として出ているものを単品で買うのもかったるいし、といろいろあって中々動けなかったですね。同様にケンプの演奏も全然聞けていません。

 第5番の協奏曲『皇帝』で好きな演奏は、なんと言っても

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第5番

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第5番

ミケランジェリの演奏がお気に入りなんですが(チェリビダッケやマルティノン盤もあり)、この演奏が “ローマ皇帝”としたら“神聖ローマ皇帝”がバックハウスですね。
 第1楽章がいいです。

 これではフランス皇帝ナポレオンがいないから エマールとアーノンクールを聞かないと。(^^♪ 

 でもこの協奏曲は変わった演奏がいろいろあるから、ついついいろんなCDを集めてしまっています。
 
 ミケランジェリバックハウスも音がきれいですが、LPで出ていた当時から音がきれいだと思ったのが、ルドルフ・ゼルキン&小澤&ボストンの演奏です。晩年のゼルキンですから 少々もたついてもいますが。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番

 最近の演奏ではブロンフマンが気になったりしていますが、(価格も格安です)
 
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番

 変わり者組は なんといってもグールドです(ストコフスキーアンチェルが指揮)。
ホロヴィッツ(ライナー指揮)とバレンボイムクレンペラーもやっぱり聞いていて面白い。
 
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(ホロヴィッツ)(1951-1952)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番

 ポリーニも2種、ツィマーマンとバーンスタインとの演奏があるし、ブレンデルグルダアシュケナージまだまだいろいろ聞いてみたいですね。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&第5番「皇帝」
ベートーヴェン:P協奏曲第5番
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&第5番

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、他