『大指揮者カール・シューリヒト』
今、読んでいる本です。
大指揮者 カール・シューリヒト 生涯と芸術 (叢書・20世紀の芸術と文学)
- 作者: ミシェル・シェヴィ,扇田慎平,塚本由理子,佐藤正樹
- 出版社/メーカー: アルファベータ
- 発売日: 2009/02/12
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- アーティスト: G. Mahler
- 出版社/メーカー: Bel Age Records
- 発売日: 2000/06/28
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
シューリヒトはヴィースバーデンからオランダに逃がしたユダヤ人のためにお金を送金したりして、危ない橋を渡っていたようです。また一方で有罪になったときはフルトヴェングラーたちからナチスになんとかとりなしをしてもらったりもしたようですが、戦争が終わるまでスイスでシューリヒトを支援したのはアンセルメだったということです。
あまりシューリヒトの生涯については読んだことがなかったので、おもしろい読書でした。
CDはあまり残っていませんが、シューリヒトがマーラーを好んで演奏した指揮者であることを、改めて認識できましたし、1910年に初演された第8番の交響曲をすでに1913年に上演していたとは驚きです。