太平記(大河ドラマ)のレンタルDVD
ネットレンタルDVDで 大河ドラマの『太平記』の1巻が送られてきた。アマゾンで買えば
第一集・二集合わせて65,520円
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1991年の放送時も第1話を見ていなくて、ケーブルテレビで再放送していたけどやっぱり第1話を見られなくて、 やっと見ることができました。
今見ると懐かしいですね。このドラマに対して持っていた思い入れを思い出したりする。
今年の「篤姫」も人気ですが、篤姫は明治維新という革命の時代を背景にしながら、テーマは「家族」ですが、1990年代の太平記にはまだ、革命(とその後の混乱と苦さ)のテーマが生きている。
だからこそ、庶民側からとして わざわざ ましらの石たちを脇役にしてドラマを重層的になるように見せかける(別になくてもいいという気もする)。
前半の圧政下の忍耐と鎌倉幕府を倒すまでの活力と後半の後醍醐の時代の幻滅と南北朝の混乱の苦さ。そして、良い人である足利尊氏という指導者がリーダーシップをうまく発揮できずに兄弟(直義)や家臣(高師直たち)を死に至らしめ実の子(直冬)と戦うという皮肉な運命。
足利尊氏はある意味、現代的で悲劇的な人として描きうる人物ですね。勧善懲悪では描ききれない。
そういえば 神護寺三像の 伝源頼朝像は 足利直義 伝平重盛像は 足利尊氏、そしてもう一つの藤原光能像は 足利義詮とのことですよね。直義が一番男前とは(^.^)
そして北条高時の片岡鶴太郎(篤姫では 岩倉具視を演じている)。日野俊基の榎木孝明(篤姫では肝付家の当主)と以外に篤姫とキャストが重なっている。