グールドのハンマークラヴィーアソナタ

何の拍子か グールドのベートーヴェンを聞いている。第29番のあの長い曲。

今までポリーニにしてもソロモンにしてもバックハウスにしてもあの3楽章はベートーヴェンの自己沈潜したどちらか言うとあまり楽しい音楽として聴いたことのない曲が、

グールドで聴くと、楽しいわけではないけれど、ジャズのピアノを聴いているときみたいなノリがある。
ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ第24&29番