2011-02-18

01:26
@tanakaseimiki  自分の娘はたまたま Hibも肺炎球菌も予防接種が受けられました。ポリオは生ワクで受けてからtwitterでその危険性を知りました。乳幼児を無用な危険にさらすこの国の行政には苛立ちと怒りを感じます。
 これは下記のtwitterの文章をRetweetしたあとに入れた文章です。読みにくいかもしれませんが全部つなげてしまいました。
  守る会のサイトは http://zuimakuen.net/ です。
『tanakaseimiki 髄膜炎から子どもたちを守る会@田中美紀
細菌性髄膜炎は脳の周りを覆う【髄膜】が細菌によって炎症を起こす感染症です。原因となる菌は約6割がヒブ約3割が肺炎球菌、その他新生児期にリスク高のGBS、大腸菌など珍しい菌の髄膜炎も実際は起きています。
細菌性髄膜炎を患った子の4人に1人は現在の医療でも、残念ながら亡くなるか、運良く助かっても後遺症を残してしまう… そんな疾患です。
細菌性髄膜炎のうち、ヒブと肺炎球菌、そして以前は多かった結核菌の髄膜炎はワクチンがあり予防が可能です。
言い換えると髄膜炎は診断を受けるとほとんどの子が生死をさまよい運良く後遺症もなく回復できる子が4人のうちで3人。回復できる子も亡くなったり後遺症を残してしまう子もなんら違いも差がなく強いて言えば早期発見できるかどうかにかかる…しかし…
俺は…私は…細菌性髄膜炎を早期に漏れなく発見できる!自信がある!治療すれば後遺症もなく元通りにしてあげるからね!と断言してくださる小児科医の先生がいらしたらぜひご連絡をお待ちします。

 私の息子は生後5ヶ月のころ細菌性髄膜炎と診断されました。当時私は息子を保育所に預け仕事を再開したいと思い通い始めたばかり… 一番はじめは軽い鼻水、咳…はじめての発熱。お熱が出たり上がっりし、通院〜水薬〜解熱剤突発性発疹おたふく風邪と診ていただいた病院では…

 あの日の朝、仕事に向かうため母にきてもらい、すぐ近くの医院受診をお願いし息子はぐったり力ない笑顔だったが、仕事に向かう私をこの時はまだ笑顔で見送ってくれた。この笑顔が半年以上見られなくなるとはまさかこの時はまったく思わず…がんばれ〜帰りにダノン買ってきるからよ〜と…

 仕事中も気になる。私の居住市には小児科医療電話相談がその当時からあった。気になった。尿の色や手の震えを相談するが、受診してるならば様子を見てくださいというなんともわかりにくい内容。電話ではそうしか応えられしかないこと今でならわかる…

 職場に電話。気が動転電話と間違ってマンションの自動警報機を鳴らす母。落ち着いてとにかく病院へ…私もすぐ向かうから…病院では紹介状はあるが、乳児健診のため待たされる。母の腕の中でいよいよ昏睡…変だ!なにか違う!

 受付事務員に事情を必死で説明…看護師にまた一から説明〜とまた別の看護師に代わり… いよいよ母が怒り出した。思えばこの時ただずっと待っていたら息子はそのまま待合室で…考えると怖い。

 この日外来ではなかった入院病棟の先生が降りてきてくれたらしい。ちょうど私が到着できたのはこの時。サイキンセイズイマクエン??はじめて聞いた。
 ナニソレ?1週間位で退院できるのかな?バカな無知の私が1番に思ったこと… 元通りの息子さん返すこと難しいかも知れない。??訴訟対策どそんな布石…って思った私は本当にバカか!

 痙攣重責がはじまり観察室へ髄液検査に看護師医師らに囲まれる息子。小さな体に何が起こっているのか直視できなかった。頭がで冷静を命じてるが魂が抜ける間隔。菌もなかなか減らない痙攣が頻回脳にダメージが心配ICUへ…麻酔使う…なんでもいい…とにかくとにかく助けて!!
 なにもしてやれない無力さ。ネットで細菌性髄膜炎と検索すると難しい論文ばかり。髄膜炎や肺血症を経験した方が作った掲示板があった。自分の決意。息子のいのちを信じると書き込み回復するまで見ないと願かけ、鶴を折った。非科学的だけどこんなことしか私にはできなかった。
 目覚めない息子。麻酔薬投与を止め目覚めを待つが目覚めない。決められた短時間の面会時間。可能なだけ抱き起きてねと声かけ… 聞こえてくれたのかな?
 息子は帰ってきてくれました。ありがとうありがとうって。神さまいるなら何度でもと思っていた私たちを再びどん底に突き落としたのももしかしたら神さまなのかも知れない。
 耳が聞こえてない… 脳に水(髄液)が溜まってるてんかんは残るでしょう。哺乳できず鼻からチューブでミルクを流す顔は表情は無くしこわばったまま… 3ヶ月にはすわっていた首はグラグラ歩けるかどうかわからない…
 次々と後遺症の宣告に落ち込む間もなく、手術にリハビリ… 助けていただいたいのちにありがとうって言いながら、ゆっくりなら親子で歩いていけるかなと思えるようになってきた。
2006年。ある新聞記事に…
髄膜炎はワクチンで防げるとありました。世界中で使われるワクチンが日本では使えないと… うそや… 運が悪かったって言うたやんか… このワクチンがあったらうちの子はこのワクチンがあったらあの恐ろしい髄膜炎にならんかった子いっぱいいてる… そして…
ワクチンがあったらかからなくてよい感染症でいのちの危険に立たされる子どもたちが今、今日、この瞬間に…遠い遠い国じゃなく、この私たちが今存在する。日本で起こっている。私たち大人が子どもたちにできること…
 私たち大人が子どもたちにできることは ?ワクチンでわが子を守ること ?わが子を通じて出会う周りの幼いいのちを守ること ?ワクチンで身を守る術を子どもたちに伝えていくこと…
 ワクチンの啓発は自分たちのためではなく、子どもたち、子どもたちが紡いでゆく未来のいのちたちのために!』

http://t2b.utilz.jp/