次は 吉田 秀和さんの本

世界の指揮者―吉田秀和コレクション (ちくま文庫)

世界の指揮者―吉田秀和コレクション (ちくま文庫)

世界のピアニスト―吉田秀和コレクション (ちくま文庫)

世界のピアニスト―吉田秀和コレクション (ちくま文庫)

 この2冊。
 昔でた新潮文庫も持っていたんですが、前よりぶ厚くなっていて増補になっているので買ってしまった。

 《マーラーと並んでシューマンも忘れられない。『第二交響曲』の第三楽章アダージョエスプレッシーヴォでの、無限にはるかなものへの渇望と、・・・》
 この文は朝日新聞(1990年10月23日夕刊)の音楽展望で読んだのですが、当時バーンスタインマーラー交響曲 第9番)とシューマン交響曲 第2番)にのめり込んでいた自分にはピッタリくる文章でした。

 「こういうシューマンをひく人は」
という文もLPレコード(CBSソニークライスレリアーナ)のジャケット裏で最初に読んだものだった。

 ホロヴィッツを熱心に聞くようになったのは、この文章のおかげです。