ハーディングのマーラー 10番
最近 聞いたCDの中でなんといっても良かったのはダニエル・ハーディングのマーラー 10番(クック版)です。
詳細は以下のサイトでどうぞ。
→交響曲第10番(クック版)全曲 ハーディング&ウィーン・フィル : マーラー(1860-1911) | HMV&BOOKS online - UCCG-1389
→交響曲第10番 (マーラー) - Wikipedia
最初に聞いたクック版は、レヴァイン盤(1楽章だけ録ったあと、あらためて補筆版を完成させたはずなので、1楽章はクック版?−本当はどうなんだろう?)だったと思いますが、「へー ふーん」ぐらいの感想で1楽章だけは 9番の余韻の残る楽章で、あとは今となっては特に記憶にも残っていないのですが、
最初にいい曲だと思ったのは、サイモン・ラトル ボーンマス交響楽団のEMIから出た廉価版LPです。
4楽章の終わりから5楽章の初めの大太鼓の音が衝撃的な上にそのあとの緩徐楽章が感動的でマーラー的であるかどうかはべつにして、感動させていただきました。
以後はシャイー、インバル、スラットキン(マゼッティ版)、そして ラトルのベルリンフィル盤、ギーレン盤といろいろ収集してきたのですが、
このハーディング盤がココしばらくの間は私にとっての決定盤です。
ウィーン・フィルのマーラーは、ワルターの9番・大地の歌、バーンスタインの5番(GDや他のLIVE盤)や アバドの3番等 名盤がありますが(マゼールの全集という凄いのもありますね)、