情報格差が大きくなっているのかな?

 最近、ツイッターポッドキャストTBSラジオの「デイキャッチ」や田原総一朗の「タブーに挑戦」)のコメントを聞いていると、テレビや大手新聞の報道とのギャップに驚くことが多い。

 小沢さんと検察の関係には、テレビや大手新聞メディアの報道が検察寄りであるのに対し、当初からポッドキャストにしても、ツイッター、一部ブログにしても検察の特捜部については捜査のあり方に疑問を投げかけている。

 一種の情報格差が生まれている。そして、その中で感じるのが、テレビや大手新聞(記者クラブ)と特捜部をその最も有効な暴力装置として持つ霞ヶ関官僚は明らかに所謂『守旧派』的動きをしている。ツイッターやブログ、ポッドキャストを利用しない人々からはそれが見えない。極端な言い方ではこのブログのようにhttp://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/01/post_467.html反革命』的動きと捉えられている。ツイッターおよび、ネットでのストリーム中継で「『新撰組』化する警察&検察&官僚がニッポンを滅ぼす!」とまで言われている。

 また原口大臣の記者会見で述べたマスメディア集中排除原則・クロスオーナーシップの問題について大手メディアが殆ど触れていないらしいこと。
 JALや沖縄の普天間問題についてもメディアは本当に真実を報道できているのか? 
 特に今注目の検察の問題はこの国の歴史を見直す上で重要かもしれない。なぜなら、造船疑獄のような指揮権発動のあった事件までもが、検察の暴走だったという疑問があるらしいこと。ロッキード事件、佐川急便事件、リクルート事件ライブドア事件鈴木宗男佐藤優さんの事件。こういった国策捜査は本当に正しかったのか?
 こういったことに気づかせてくれたネットメディアには感謝したいものだ。
 民主党の政策については外国人の参政権問題のように微妙で自分としても簡単にOKとは言えない問題もあるが、一方でマスメディアの集中排除や事務次官の廃止などという既成の権力にとって大きな転換を要求するものについてはぜひ推進をして欲しいと思う。